
逆求人型の就活サイトをご存知でしょうか。一般的な求人サイトでは、就活生が自ら足を運び企業の選考を受けるイメージが強いと思います。逆求人型の就活サイトはその逆。企業側から就活生にスカウトがきます。そのため「知らない企業との思わぬ出会いが・・・」なんてこともあり得ます。
今回は逆求人型の就活サイトのメリット・デメリットとおすすめサイト10選を共有します。
目次【本記事の内容】
- 1.逆求人型の就活サイトの仕組み!メリットデメリットも解説
- 1-1.逆求人型の就活サイトのメリット
- 1-2.逆求人型の就活サイトのデメリット
- 2.逆求人型の就活サイトのおすすめ8選。各サイトの特徴も解説します
- 2-1.逆求人サイト①キミスカ
- 2-2.逆求人サイト②Offer Box
- 2-3.逆求人サイト③FutureFinder
- 2-4.逆求人サイト④ニクリーチ
- 2-5.逆求人サイト⑤ジョブラス新卒
- 2-6.逆求人サイト⑥学ドラ
- 2-7.逆求人サイト⑦ガクセン
- 2-8.逆求人サイト⑧iroots(アイルーツ)
- 2-9.逆求人サイト⑨GEKINAVI(ゲキナビ)
- 2-10.逆求人サイト⑩intee(インティー)
- 3.逆求人型の就活サイトを利用して、まだ見ぬ企業から内定を獲得しよう
逆求人型の就活サイトの仕組み!メリットデメリットも解説

通常のナビサイトでは、就活生がサイトにアクセスして気になる企業にエントリーします。逆求人型の就活サイトでは、就活生が人材会社のサイトに自己PRやガクチカ、アピールポイントなどのプロフィールを登録しておくと、求人企業よりスカウトを受けることができます。
逆求人型の就活サイトには、メリット・デメリットがあります。双方を理解した上で利用するようにしましょう。
逆求人型の就活サイトのメリット
逆求人型の就活サイトのメリットは以下の通り。
- プロフィールを充実させることで新しい企業との出会いがある
- マッチング度の高い企業よりスカウトを受けることができる
- 企業人事よりあなただけに暑いスカウトメッセージを受け取れる
- 早期内定の可能性
順番に詳しく見ていきましょう。
プロフィールを充実させることで新しい企業との出会いがある
逆求人型の就活サイトは、プロフィールを充実させておけば多くの企業よりスカウトを受けることができます。学生は企業を探す手間が省けるほか、思わぬ企業との出会いがあるかもしれません。
マッチング度の高い企業よりスカウトを受けることができる
逆求人型の就活サイトでは、あなたとマッチング度の高い企業からのスカウトを受けることができます。プロフィールの充実やサイト内の適正検査を受けておくことで、このマッチングの精度はより高くなります。
企業人事よりあなただけに熱いスカウトメッセージを受け取れる
逆求人型の就活サイトを利用すると、あなただけの熱い企業人事からのメッセージを受け取れます。あなたのプロフィールを読み込み、「あなたのどんな点に惹かれたのか」「会社に来てこんなことをしてほしい」といったメッセージを下さる企業人事の方も・・・。あなたの力を本当に必要としてくれる企業と出会えるチャンスがあります。
早期内定の可能性
逆求人型の就活サイトを利用している求人企業は、大手就活ナビサイトを利用していないこともしばしば・・・。ここでしかない出会いもあります。
「本当にあなたに会いたい」「話をしてみたい」という学生をスカウトするため、独自の選考ルートの案内や即日内定を獲得ができることもあり得ます。

ベンシャー企業について知りたい・就職したい、裁量権を持って、若いうちから企業の経営に関わりたいなどの意識がある方には、逆求人型の就活サイトを強くおすすめします!
逆求人型の就活サイトのデメリット
逆求人型の就活サイトのデメリットは以下の通り。
- 文章力がスカウトの多さを分ける
- 大手企業の利用数の少なさ
- テンプレスカウトが届くことも
順番に詳しく見ていきましょう。
文章力がスカウトの多さを分ける
企業は学生のプロフィール欄を見て「会いたい」と思えば、スカウトメッセージを送ります。スカウトが来るかどうかは、プロフィール欄の充実と内容にかかっているのです。あなた自身が「伝わる」文章を作成しましょう。
大手企業の利用数の少なさ
大企業は逆求人型の就活サイトを利用していない場合が多いです。学生が一般的に認知している企業は、スカウトで人材を探さなくとも選考に人が集まります。
逆求人型の就活サイトを利用する企業の多くは、ベンチャー企業。それも新卒を年に1〜2人程度しか雇い入れない企業が大多数。本当に欲しい人材を直接スカウトして人材を確保しています。
テンプレスカウトが届くことも
テンプレスカウトにはご用心。中にはインターンシップの人員を確保するために、大多数の学生に同じスカウトメールを送りつけてくる企業が存在します。
プロフィール欄を読み込み「あなただけの」スカウトメッセージには、人の体温を感じることができるでしょう。逆求人型の就活サイトのメリットを最大化するためにも、テンプレスカウトは無視するのが一番です。

知名度のある大企業は、逆求人型の就活サイトを使わなくとも優秀な人材を確保できるので求人を出している場合が少ないです。大手志望の人には、逆求人型の就活サイトは向かないでしょう。
逆求人型の就活サイトのおすすめ10選。各サイトの特徴も解説します
では実際に、おすすめの逆求人型の就活サイト10選をご紹介していきます。
- キミスカ
- Offer Box
- ガクセン
- ニクリーチ
- ジョブラス新卒
- 学ドラ
- FutureFinder
- iroots(アイルーツ)
- GEKINAVI
- intee(インティー)
逆求人サイト①キミスカ
【公式サイト】https://kimisuka.com/2020/
- 圧倒的なスカウト数
- キミスカ運営事務局のコンサルタントのサポートを受けれる
- 学生は自分の選考状況をアピールできる
キミスカは逆求人型の就活サイトの中で、圧倒的な「スカウト数」を誇っています。ゆえに多くの企業と出会うことができます。
逆求人型の就活サイトの中では唯一、大企業からのスカウトが多く人気のツール。ベンチャー・大手に限らず、幅広い企業と出会うことができます。
またキミスカでは、あなたの選考状況も合わせてアピールすることができます。「あの企業の〇次選考に進んでいる学生ならうちでも会ってみたい」といった具合でスカウトが来る場合もあります。
逆求人サイト②Offer Box
【公式サイト】https://offerbox.jp/
- 圧倒的なスカウト数
- 適性診断を利用して自己PRを作成できる
- Offer Box登録者限定の多様なイベント
キミスカと同様で逆求人型の就活サイトといえば「Offer Box」です。Offer Boxでは、適性検査の結果をもとにして自己PR文を作成できます。また登録者限定のイベントも開催されており、スカウトだけでなく幅広い支援を受けることができます。
逆求人サイト③FutureFinder
【公式サイト】futurefinder.net/
- 心理統計学に基づく本格分析を受けることができる
- 本質的にあなたにあった企業と出会える
- 豊富なセミナーや個別面談
FutureFinderの一番の特徴は、心理統計学に基づく本格分析を無料で受けることができること。自らの特性を大まかに知ることで、就活で重要な自己分析を効率よく行うことができます。また分析結果をもとに企業からスカウトも受けられるため、マッチング度の高い企業と出会えます。
逆求人サイト④ニクリーチ
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://29reach.com/
- 焼肉を奢ってもらえる
- ランチを奢ってもらえる
- フランクな形で企業人事と話せる(特別な選考ルートも)
ニクリーチにプロフィールを登録しておくと、あなたに会いたい企業から「お肉を食べにいきませんか」といったスカウトが届きます。企業人事と焼肉を通してフランクな会話ができ、ときには特別な選考ルートの案内まで受けることができます。しかしまだ導入企業が少なく、実際に「お肉を食べにいきませんか」といったスカウトが少ないことが難点です。
逆求人サイト⑤ジョブラス新卒

おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://jobrass.com/gakusei/SCST00101
- 就活に役立つセミナーやイベント
- エージェントによる面談
- 選考を希望する企業に自己PRを送ることが可能
ジョブラス新卒の特徴は豊富な就活に関するセミナーやイベントです。他のツールと違い、大型の就活イベントを開催し、一度に多くの企業を見ることができます。就活エージェントの面談を受けることも可能。手厚く就活をサポートしてくれるツールといえます。
逆求人サイト⑥学ドラ
おすすめ度:★★★★・
【公式サイト】https://gakudra.com/
- 優良ベンチャー企業からスカウトを受けることができる
- 登録&初回面談のみで20,000円が貰える
- 採用面談でさらに交通費を支給
学ドラを利用すれば、都内外の優良ベンチャー企業からスカウトを受けることができます。また学ドラは登録&初回面談のみで「20,000円」を貰うことができます。さらにスカウトされた企業と採用面談をすると「学ドラ」よりさらに交通費として毎回10,000円商品券をプレゼントされます。利用するだけでスカウトもお金も得ることができる優良ツールです。
逆求人サイト⑦ガクセン
【公式サイト】https://offerbox.jp/
- インタビュー(面談)をもとに専門スタッフが学生の紹介記事を作成
- ガクセンの面談を受けるだけでも面接練習になる
- 「自分」について知ってもらった上でオファーを受けられる。
ガクセンの一番の特徴は、インタビュー(面談)をもとに専門スタッフが学生のPRポイントを引き出し記事を作成します。ガクセンの面談を受けるだけでも面接練習になるほか、企業側はその記事をみて興味を持ったうえでスカウトを送るため、マッチング度の高い企業と出会うことができます。
逆求人サイト⑧iroots(アイルーツ)
【公式サイト】https://iroots.jp/
- 本業公益性・成長環境・透明性の3軸から厳選された企業からスカウトが届く
- 性格・価値観診断が無料で受けられる
- 経験を可視化してスカウト率up
irootsは、性格・価値観診断をもとに企業とのマッチングを促します。利用企業は、本業公益性・成長環境・透明性の3軸から基準を満たした優良企業のみが登録。経験を可視化しておくことで、優良企業より多くのスカウトを受けることができます。
逆求人サイト⑨GEKINAVI(ゲキナビ)
【公式サイト】https://geki-navi.com/
- 地方に特化した逆求人型の就活サイト
- 地方企業よりスカウトを受けることができる
GEKINAVI(ゲキナビ)は、九州・山口に特化した逆求人型の就活サイトです。「地方で就職がしたい」「地方を盛り上げる仕事がしたい」そんな志を持った学生に特におすすめします。
逆求人サイト⑩intee(インティー)
【公式サイト】https://intee.jp/
- ITスキルを無料で習得できる
- IT人材を求める企業よりスカウトを受けることができる
intee(インティー)は、選抜を通過した学生に対して20万円相当のIT教育プログラムを無料で提供。ITスキルを身につけつつ、企業からのスカウトを受けることができます。
逆求人型の就活サイトを利用して、まだ見ぬ企業から内定を獲得しよう
今回は逆求人型の就活サイトについてご紹介しました。
- プロフィールを充実させることで新しい企業との出会いがある
- マッチング度の高い企業よりスカウトを受けることができる
- 企業人事よりあなただけに暑いスカウトメッセージを受け取れる
- 早期内定の可能性
逆求人型の就活サイトは上記の通り、まだあなたの知らない新しい出会いの場を提供してくれます。
あなたを本当に必要としてくれる、マッチング度の高い企業を見つけましょう。
逆求人型の就活サイトって何がいいの?
おすすめは?