
6月に行われたサマーインターンの情報解禁。就活の早期化により、サマーインターンは実質の選考の場となり、一部の企業では早期に内々定を出しています。
そんなサマーインターンを学生はどのように利用すべきでしょうか。
今回はサマーインターンを活用して内定を近づける方法についてご紹介します

実際にサマーインターンを活用して早期に内々定を獲得した私がご説明します!
目次【本記事の内容】
- 1.企業へエントリーして情報をキャッチ
- 2.サマーインターンを通過するための対策
- 2-1.ES対策
- 2-2.面接対策
- 2-3.GD対策
- 3.内定を近づけるサマーインターンの活用方法
- 3-1.インターン参加で1次選考や書類選考の免除を獲得
- 3-2.人事に顔と名前を覚えてもらう場に
- 3-3.志望度の高い企業を見つけOB・OG訪問を行う
- 4.サマーインターンで内定は獲得できるのか
- 5.サマーインターンを活用して早期内定を獲得しよう!
企業へエントリーして情報をキャッチ

サマーインターンに参加するには、企業にエントリーする必要があります。
マイナビやリクナビの他にも、ワンキャリアやユニスタイルといったツールを使いこなすことによって情報の最大化を狙うことができるでしょう。
おすすめの就活ツールに関しては下記ツールを合わせてご覧ください。
サマーインターンを通過するための対策

先着順や1dayのものを除き、サマーインターンの多くは参加までにESや面接の選考が行われます。(1dayインターンが選考になる場合も)
サマーインターンに参加するために以下の対策を行うようにしましょう。
ES対策
サマーインターンに参加するには、ES選考を通過しなくては先に進むことはできません。
以下の就活3大質問の対策は、全ての企業の選考で必要となるので、早めの準備を行いましょう
■自己PR
■ガクチカ(学生時代力を入れたこと)
■志望動機
ガクチカ・自己PRに関しては、400字のテンプレートを作成しておくことで使い回しが可能。早めに作成を開始して、他者に添削を依頼しつつ完成させておきましょう。
以下の記事では、人事がESよりみているポイントについてまとめました。ご参考ください。
面接対策
サマーインターンでは、面接での選考も行われます。
サマーインターンの面接では、以下のような質問がよく問われます
- ガクチカについて
- パーソナル系(人間性を問う)の質問
- 将来やりたいこと
サマーインターンの面接では、学生の人間性や思考の特徴などを知るための質問が中心となります。志望動機を問われることは、経験上ほとんどありませんでした。
自己分析を深めて、自身の人柄ややりたいことを固めておきましょう。
以下の記事も合わせて読むことで、人事がサマーインターンでみているポイントをおさえましょう。
GD対策
サマーインターンの選考は、GD(グループディスカッション)で行われることも多いでしょう。1度に多くの学生を選考できるため、多くの企業でGDの選考が行われています。
今年はコロナウイルスの影響もあり、webでのGD選考が開催されることも多くなっているようです。
webでのGDは、より役割を明確化させること、議論を回すための工夫が必要とされます。
webでのGDの工夫に関しては以下の記事をご覧ください。
内定を近づけるサマーインターンの活用方法

近年のサマーインターンは内定直結型のものも多く、実際の「選考の場」として活用されています。
良い人材に関しては、他企業に獲得される前に内々定を出し、囲い込みを行う。いわゆる「青田買い」が行われています。
では学生は、どのようにすればサマーインターンで内定を近づけることができるのか。
以下で詳しく説明していきます。
インターン参加で1次選考や書類選考の免除を獲得
サマーインターンで評価された学生には、秋冬から始まる本選考での1次選考や書類選考の免除がある場合も。私自身もサマーインターンに参加で一定の評価を修め、本選考の1次選考免除を獲得をいただいた企業もありました。
サマーインターンへの参加が、後の選考にどう影響するのかに関しては、ワンキャリアや就活会議の情報を参考にすると良いでしょう。
人事に顔と名前を覚えてもらう場に
サマーインターンは、採用を担当する人事に顔と名前を覚えてもらういいチャンスです。
インターン中にアピールすることはもちろんのこと、インターン終了後の時間で、気になることを質問するようにしましょう。
人事のSNSと繋がっておくことで、後日OB・OG訪問を行うことも可能。
名前と顔を覚えてもらっておくことで、選考でも必ず有利に働くでしょう。
志望度の高い企業を見つけOB・OG訪問を行う
サマーインターンを通して内定を近づけるためには、志望度の高い企業を見つけてOB・OG訪問で社内の雰囲気や選考の情報を入手することが重要です。
OB・OG訪問は、マッチャーやビズリーチキャンパスなどのツールを利用することで簡単に行うことができます。
他のOB・OG訪問を簡略化してくれるツールに関しては、以下の記事をご参考ください。
サマーインターンで内定は獲得できるのか

サマーインターンで実際に内定を出している企業は、どんな企業なのでしょうか。
学生にも認知がある企業を例として並べてみました。
- ソフトバンク
- 楽天
- 資生堂(マーケティング)
- 明治安田生命
- 三菱電機
- 京セラ
- NTT東日本
- 三井住友銀行
- 日本IBM(コンサル)
- DeNA など・・・
主に経団連に所属していない、IT企業やコンサル企業が目立ちます。
他にも多くのベンチャー企業・中小企業においては、大企業の選考が始まる前に人材を確保すべく、早期に内々定を出す企業が目立ちます。
ぜひ興味のある企業に関しては「サマーインターンが選考に与える影響」を事前に調べておくと良いでしょう。
サマーインターンを活用して早期内定を獲得しよう!

サマーインターンは、「職業体験」ではなく「早期選考」です。
活用次第では、夏場で就活を終了することもできるでしょう。
ただ内定を獲得することを目的にインターンに参加することはおすすめしません。企業のインターンは、学生を「お客様」として扱い、基本的に企業の良い一面しか見ることができません。インターンだけで企業を選ぶと、ミスマッチの原因にもなりかねないでしょう。
「自身のなりたい将来像は」「やりたいことは何なのか」などを十分に見つめ直し、考えた上で企業を選ぶことを心がけましょう。
サマーインターンをうまく活用する方法って?
内定直結型のインターンもあるって聞くけど・・・