
就活に取り組むうえで、自己分析で強みと弱みを見つけるのは、かならず必要となります。
強みと弱みを理解できていれば、企業に対して適切なアピールができるようになります。
とはいえ、
「自己分析のやり方がわからない」
「効果がある自己分析の方法を知りたい」
と考えている人も多いのではないでしょうか?
本記事では、正確に強みと弱みを見つけられる自己分析の手法3つを紹介します
目次【本記事の内容】
1.「ストレングスファインダー」を受ける

ストレングスファインダーとは、アメリカで開発された有料の自己分析ツールです。
ストレングスファインダーは、世界で1,700万人が実施した、世界的にはポピュラーな存在。
世界中の大企業が、ストレングスファインダーを重要視しています。
ストレングスファインダーは、177個の質問に答えることで、人間が持っている「34個の資質」を強い順で並べるものです。
資質とは、たとえば以下のようなものが挙げられます。
- 目標志向(目標を定め、そこに直進できる)
- 分析志向(ものごとの原因と理解を追求し、次へ役立てる)
- 包含(仲間に対して、居場所や役割を与えられる)
何の資質が上位(下位)かを確認することで、強みと弱みについて把握できます。
たとえば目標志向が上位に来ているなら、「自分は目標を達成することが強みである」と理解できるわけです。
逆に「分析志向」が下位に来ているなら、「分析することに弱みがあるのか」とわかります。
ストレングスファインダーを受講すると、
- 各資質の詳細
- 各資質の活かし方
- 資質の順位に基づいた適職
なども提供されます。
ここまで深く詳細に自己分析ができるツールはそうそうありません。
ぜひストレングスファインダーを受講してみてください。
受講するには、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0」という本を購入します。
この本に、ストレングスファインダーを受講するためのアクセスコードが記載されています。
(参考:GALLUP:ストレングスファインダー)
2.エニアグラム診断を受ける

同じ自己分析ツールなら、「エニアグラム診断」もおすすめです。
エニアグラム診断は、「人は9つのタイプに分別される」という理論に基づいた自己分析ツール。
タイプは、
- 改革する人
- 助ける人
- 達成する人
- 個性を求める人
- 調べる人
- 信頼を求める人
- 熱中する人
- 挑戦する人
- 平和を好む人
といように分けられています。
自分がどのタイプに該当するか知ることで、「強みと弱み」を理解できます。
たとえば「改革する人」だった場合の強みと弱みは、以下のようなものです。
- 現実的な認識を持てる
- 理想を実現するための努力
- 強い責任感
- 仕事の精度が高い
- 倫理観・正義感が強い
- 自分に厳しい
- 融通が利かない
- 人を批判しがち
- 素直に指摘を受け入れられない
というように、強みと弱みを正確に把握できます。
診断を受けたあとで、詳細なフィードバックが受けられるので、参考にしましょう。
エニアグラム診断は、「日本エニアグラム学会」にて無料で受けられます。
3.自己分析で強み・弱みを書き出す

また「得意なことと不得意なことを書き出す」というのも、よい自己分析の方法です。
得意なことと不得意なことを把握できれば、強みと弱みが浮かび上がってきます。
これらを書き出していけば、何らかの偏りが出てきます。
たとえば、「得意なことは、対人関係に関連することが多い」というようなことに気づくはずです。となると、「自分の強みは、対人関係能力にありそうだ」と考えられるわけです。
「強み・弱いとは何か?」と考えると、なかなか答えは出てきません。
しかし「得意なこと、不得意なこと」という「事実」を見つめれば、自然と答えは出てきます。
この方法を使うときのポイントは、とにかくたくさん書き出すということです。
些細なことでもかまわないので、思いつく限り書き出してみましょう。
情報量が多ければ多いほど、強みと弱みははっきりと把握できます。
自己分析で強み・弱みを見つけ出す方法まとめ
就職活動に取り組むなら、自己分析を用いて強みと弱みを知っておくことは、たいへん重要です。
強みと弱みを知っていれば、ESや面接での質問において、困ることはないでしょう。
就活だけではなく、入社後のギャップなどに苦しむ可能性も、いくぶんは減らせるはずです。
長いスパンで考えても、自己分析で強みと弱みを把握しておいて損はありません。
ぜひ本記事で紹介した自己分析の方法を、実践してみてください。
自分の強み・弱みがわからない。