
今回は選考ごとの見れれているポイントについてまとめます。
- 面接の1次・2次・最終選考のみられているポイントの違いについて知ることができる
- 面接の1次・2次・最終選考、それぞれの対策について知ることができる
目次【本記事の内容】
- 1.面接の1次・2次・最終でみられているポイントは違う
- 1-1.1次面接でみられるポイントと対策
- 1-2.2次面接でみられるポイントと対策
- 1-3.最終面接でみられるポイントと対策
- 2.まとめ
面接の1次・2次・最終でみられているポイントは違う

面接試験は採用試験の中でもっとも重要な試験です。
企業は面接試験を通して、人間性などを含め総合的に評価を行います。
あわせて「【人事の目線】面接で人事の人って何を見ているの!?ポイントを解説」をご覧ください。
面接試験は他の受験者との競争ではありません。
短時間で自分をどう表現するかによって合否が決まります。
また段階ごと(1次・2次・最終など)にチェックポイントは異なります。
では各選考ごとのポイントと対策をみていきましょう。
1次面接でみられるポイントと対策

1次面接でのポイントは以下の通りです。
- 共に働きたいと思う人材か
- 対人関係能力があるか
- 質問に対して的確な回答が返ってくるか
1次面接では、現場の社員や人事担当者が面接担当者になっている場合がほとんどです。
面接の形式も集団面接やグループディスカッションのような一度に大勢を選考し「ふるい」にかける場合が多くあります。
面接の形式ごとに意識すべき点は「個人面接と集団面接の違いとは⁉︎面接通過の極意!!」をご覧ください。
今回は1次選考から個人面接であることを想定して進めます。
共に働きたいと思う人材か
1次面接では面接担当が現場の社員や人事ということもあり、「一緒に働きたいかどうか」をみられています。
そのため「人間性」を知るための質問がおもとなります。(自己PRや学生時代頑張ったことなど)
第一印象も選考に大きく左右しますので明るく自信を持って面接に臨むと良いでしょう。
対人関係能力があるか
1次面接では最低限のコミュニケーションスキルがみられています。「周りの人との付き合い方」や「組織として活動していけるか」といった、対人関係能力を重要視みられています。
また最低限のマナーも見られています。合わせて以下をお読みください。
>>面接のマナーとは⁉︎就活で内定を獲得する面接術‼︎
質問に対して的確な回答が返ってくるか
質問に対して的確に答えられる能力もみられています。いくら質問に対して長々と話しても回答になっていなければ意味がありません。質問に対して的確にまた端的に答えることを意識しましょう。
- 第一印象を大切に!!明るく笑顔で自信を持って
- 伝えたいことを端的にアピールすること
- 結論ファーストで話をすること(結論→肉付け)
2次面接でみられるポイントと対策

2次面接でのポイントは以下の通りです。
- 企業・業界に関しての知識
- 将来性があるか
- 企業の求める能力・資質があるか
よって企業に対する熱意や志望度、求める能力や資質があるかなど「会社にとって役立つかどうか」をみられています。
企業・業界に関しての知識
2次面接ではより「企業・業界理解」が求められます。「なぜこの業界を志望するのか」、「なぜ競合他社でなく弊社を志望するのか」といったことを問われます。
その企業がどんな点を強みとしているのか、競合優位性はどこにあるのか、どんな課題を抱えているのかを理解しておく必要がありあます。
より企業研究の重要性高まります
将来性があるか
新卒採用は基本的には「ポテンシャル採用」といわれています。新卒採用は企業にとって将来を見据えた投資です。あなた自身が将来どのように会社に貢献してくれるのか、成果をあげる人材となりうるか等をみられています。
入社後あなたがどんなことに挑戦したいのか、物事をやり遂げる能力があることをアピールしましょう。
企業の求める能力・資質があるか
学生に企業の求める能力・資質があるかを2次面接以降は問われます。
学生は企業の求める能力・資質をアピールしなければ採用に近くことはできません。
しっかりと企業の求める人物像を把握しそれに合わしたエピソードを用意すると良いでしょう。
- 企業・業界の分析
- 自己分析を徹底し将来やりたい仕事やなりたい人物像を固めておく
- 企業の求める人物像と自分のアピールポイントがあっているかを考えておく
最終面接でみられるポイントと対策

最終選考でのポイントは以下の通りです。
- 志望度の確認と入社後の会社への貢献ができる人材であるか
- 会社のビジョンと実現したい将来像が合致しているか
最終面接は企業の役員または社長が面接担当の場合がほとんどです。
最終選考まで進むと企業の求める人物像に合致しているか、企業理解はしているのかといった点はほとんど問われません。
その代わりに、企業に対する貢献意欲や入社の高い目的意識が問われます。
再度、この会社に入社後「どんなことを実現していのか」、「どんな目的があってこの会社に入社したいのか」を固めておきましょう。
志望度の確認と入社後の会社への貢献ができる人材であるか
最終面接で一番に問われるのは「本当に入社してくれるのか」です。
そのため志望度や会社への貢献意欲などを問う質問が中心となります。
自分が「なぜこの会社を志望したのか」、「どんなことを実現したくてこの会社を志望したのか」などより会社にどのように貢献していけるのかを再度アピールしましょう。
この貢献度がアピールできない人が最終面接で落ちる人の特徴といっても良いでしょう。
会社のビジョンと実現したい将来像が合致しているか
あなたはがこの企業を志望する以上「この会社で〇〇を実現したい」といった目標があるはずです。
その目標と今後会社が目指すビジョン(方向性)が合致していなくてはなりません。
企業が目指していないことをアピールしても面接担当の方には響きません。
しっかりと企業の目指す方向性を理解し、自分のアピールを行いましょう。
- 企業の将来ビジョンと自分が実現したいことのすり合わせを行う
- なぜこの企業に入社したいのかを再確認しておくこと
- 志望度をしっかりとアピールすること
まとめ
最後にまとめとして全ての面接で使えるポイントをおさえておきます。
- 結論から話すこと(結論に対する肉付け)
- 明るく元気に笑顔で
- 熱意を伝えること。自信を言葉で表すこと

上記図をご覧ください。これはメラビアンの法則を図に表したものです。
メラビアンの法則とは・・・
1971年にアメリカで提唱された概念で、話し手が聞き手に与える影響について、「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」それぞれの観点から数値化したものです。
面接の段階が進もうが重要なのは印象です。
面接では笑顔を絶やさず自信を持って臨みましょう。