
意外と知られていない、「就活とお金」の話。就活には思いのほか、お金がかかります。
就活前の悩みが「就職できるかどうか」に対し、就活後は「就活費用」に悩んだことが変わります。
就活を始める前に「どれくらいの費用が就活には必要なのか」を把握しておくことで、継続した就活を送ることができます。
今回は「就活とお金」についてご紹介します。
目次【本記事の内容】
- 1.就活は何にお金がかかるのか。必要な物をおさえておこう。
- 2.就活にかかるお金はだいたい10万円程度。その大半が「交通費・宿泊費」
- 2-1.地方学生は負担大。居住地による出費額を比較
- 2-1.地方学生の私の出費額は278,000円
- 3.就活にかかるお金の節約術
就活は何にお金がかかるのか。必要な物をおさえておこう。
「就活」といっても何にお金がかかるのでしょうか。考えてみましょう。
- スーツ・革靴代
- 交通費
- 宿泊費
- 飲食代
- 証明写真
就活で必要最低限必要な費用は以上のものといったところでしょうか。
身だしなみを整えるスーツから、インターンシップや選考を受けるための交通費から宿泊費まで・・・。
では以上のものを揃えるために実際にどのくらいの費用が必要なのでしょうか。
データを基にみていきましょう。
就活にかかるお金はだいたい10万円程度。その大半が「交通費・宿泊費」
(引用:日経新聞【就活とお金100人調査 「貯金底ついた」過酷な実態】)
上記は日経新聞が就活生100人に聞いたアンケート結果です。
多くの人が10〜15万円もの大金を就活に費やしていることがわかります。
ではもう少し詳細を見ていきましょう。
(引用:マイナビ【学生の「就活費用」について考える】)
就活では全国平均して10万円程度のお金が必要なことがわかります。
出費のうちのほとんどが「交通費・宿泊費」であるため、移動や宿泊のない関東圏や関西圏の出費は全国平均に比べ、低くなっています。
では住む地域ごとの就活にかかる費用はどれくらい差があるのでしょうか。
地方学生は就活費用がかさむ。居住地による出費額を比較
(引用:マイナビ【学生の「就活費用」について考える】)
こちらの表からもわかる通り、都心部と地方では明らかな「就活費用」に関して格差があります。
格差は大きく、関東と中国地方を比べると、9万円程度の差があります。
地方学生からすると、「就活費用」は就活において頭を悩ませる材料となりうるのです。
私の就活でかかった費用は278,000円
では私はどうだったのか。
私は滋賀に在住しており、就活は大阪・東京を中心に「2018年6月〜12月」の期間で行いました。この6ヶ月間で「約278,000円」の費用を要しました。
内約をご紹介します。
1.交通費・宿泊費
東京までの移動費
新幹線 往復料金 × 回数
26000円 × 8回 =208000円
(※内6回は企業から交通費を支給していただきました)
2.宿泊費
カプセルホテル 宿泊料金(平均) × 回数 3000円 × 8回 = 24000
3.スーツ(靴、鞄)
スーツ 30000円程度
靴 6000円程度
鞄10000円程度
合計46000円
合計
合計で 「278,000円」程度のお金がかかっています。
この金額に食費や空き時間のカフェ代などが追加されます。
またこの合計金額はあくまでも6ヶ月間で就活を終了した人の参考例です。人によっては、より多くの企業を見るためにも1年程度就活をする人もいるのではないかと思います。
あくまでも参考にまでです。
就活にかかるお金の節約術
ではお金のかかる就活を地方学生はどう乗り越えていくべきか。
答えは簡単で、就活支援サービスを利用することによって出費は大きく軽減されます。
(私はもはや就活で小遣い稼ぎをしていました。参考に「【就活で稼ぐ】お金を稼ぎながら就活を乗り切りましょう」をご覧ください)
最後に地方学生が使うべきツールをいくつかご紹介いたします。
ネットで合説
ねっとで合説は、オンライン上で企業説明会に参加できるツールです。これさえあれば、地方の学生でもわざわざ都心部にでなくとも合説に参加することができます。
ジョーカツ
ジョーカツは上京して就活をしたい学生を支援するツールです。
地方学生が利用することができるシェアハウスの提供や交通費の支給など幅広い支援を受けることができます。地方学生で上京を目指す学生はぜひご利用してみてください。
就活ってどれくらいお金がかかるの?