
理系の学生が就活を有利に進めるためには、理系に特化したサイトに登録して、情報を収集する必要があります。周りの学生と同じ就活をしては、せっかくの経験も活かすことができません。
新卒の就活では「理系学生」を優遇して採用する企業が多数存在します。
今回は理系であることを活かすことができる、就活サイトの特徴とおすすめのサイト8選を紹介します。
目次【本記事の内容】
- 1.理系の就活は楽⁉︎理系が就活で有利なポイント!
- 1-1.①理系学生の人口は減り続けている(希少性UP!!)
- 1-2.②開発・マーケティングを行える理系人材へのニーズ
- 1-3.③データ分析系の業務の拡大
- 2.理系向けの就活サイト8選!理系の経験を活かして内定獲得
- 2-1.理系ナビ
- 2-2.アカリクWEB
- 2-3.LabBase
- 2-4.理系マイナビ
- 2-5.ちほりけ
- 2-6.Career Select
- 2-7.paiza
- 2-8.エンジニア就活
- 3.理系向けの就活サイトを使いこなし楽に就活を進めよう
理系の就活は楽⁉︎理系が就活で有利なポイント!


理系の学生の就活は楽って聞くけどほんと?
理系であることは、就活市場において有利に働くのか。
答えは上記グラフからも分かる通り“Yes”です。
その理由は以下の通り。
- 理系学生の人口は減り続けている(希少性UP!!)
- 開発・マーケティングを行える理系人材へのニーズ
- データ分析系の業務の拡大
順番に詳しく説明していきます。
①理系学生の人口は減り続けている(希少性UP!!)
(引用:文部科学省)
全国の大学生の「文系:理系」の比率は「7:3」といわれています。
さらに詳しい情報が上記のグラフです。
文部科学省の調査では、2000年以降の大学入学者数は、ほぼ横ばいに対し、「理・工・農」といった理系に進む学生の数は、減少し続けています。
さらに理系学生で「絶対に大手企業がよい」+「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」といった「大手企業志向」を持った人の割合は、54.5%(2019年卒マイナビ大学生就職意識調査)。多くの理系学生が大手を目指し就活を進めます。
地方の中小企業や、ベンチャー企業では、理系学生を採用したくてもできなく、非常に採用ニーズが高まっている現状があります。
②開発・マーケティングを行える理系人材へのニーズ
(引用:就職四季報2020年版)
上記は理系学生の採用が多い会社のランキング表です。1〜10位までを抜粋して紹介しています。ホンダやデンソーでは「開発系」の人材を積極採用している他、スギ薬局やマツモトキヨシといった「薬剤師」を求めて採用している企業など、理系学生はその専門性を活かして就活を行うことができます。
他にも「日本電信電話(NTT持ち株会社)は100%を理系採用とし、高給企業として有名なロボット・工作機械メーカーの「ファナック」も95.1%が理系採用です。
「理系じゃないと採用しない」なんて企業も中にはあるようです。
③データ分析系の業務の拡大
(引用:TechTargetジャパン)
近年はIT技術の発達により、データ収集の質や量が格段に高まっており、ビックデータを扱う、データサイエンティストやデータアナリストといったデータ分析が行える人材のニーズが高まっております。
上記グラフでもある通り、ビックデータの構築が進んでも、分析ができる人材がいなければ、事業が推進されることはありません。
理系学生は文系学生と比較して「データの分析能力」に長けていることは間違いなし。あなたの「分析能力」を活かして就活を有利に進めましょう。
理系向けの就活サイト8選!理系の経験を活かして内定獲得

理系学生の就活を有利にしてくれるサイトを教えて
いくら理系であるといっても、情報を仕入れなければ、他の学生と差別化を図ることはできません。
今回は理系の学生であることを活かすためにも、理系に特化したイベントや求人を紹介している就活ツールをご紹介します。
今回、紹介するツールは以下の通り。
- 理系ナビ
- アカリクWEB
- LabBase
- 理系マイナビ
- ちほりけ
- Career Select
- paiza
- エンジニア就活
順番に詳しく説明していきます。
理系ナビ:理系就活の総合ナビサイト
【公式サイト】https://rikeinavi.com/new/
- 研究職やITエンジニアなどの理系求人に特化
- キャリアアドバイザーへのキャリア相談も可能
- 企業からのスカウト機能も
理系学生ならこれだけでも登録して欲しいのが「理系ナビ」です。
研究職やITエンジニア、データサイエンティストなど、理系で培った能力を評価してくれる企業が求人を掲載。就活セミナーや選考対策イベントも開催しているため1つのツールで多くの情報を得ることができます。
他にも理系ナビのキャリアアドバイザーへの相談、企業からのスカウト機能などをすべて無料で使用することができます。
アカリクWEB:理系大学院生は使うべし

【公式サイト】https://acaric.jp/
- 大学院生・研究者・エンジニアに特化
- セミナーやイベント、求人検索も
- 研究者視点を持ったキャリアコンサルタントに相談も
アカリクWEBは、大学院生や研究者(ポスドク)、エンジニアに特化した求人サイトです。
理系大学院生に特化したセミナーやイベントを開催しているため、理系を積極採用している企業との出会いや、選考対策の情報を仕入れることができます。
博士課程出身者やポスドク経験のあるキャリアアドバイザーに就活の相談をすることも可能。あなたに合った企業を紹介していただくことができます。
LabBase:理系に特化した逆求人型サイト

【公式サイト】https://compass.labbase.jp/
- 理系に特化した逆求人型(スカウト)ツール
- 研究内容で企業とマッチング
- スカウト企業は大手からベンチャーまで
LabBase(ラボベース)は、理系学生に特化した逆求人型の(スカウト型)求人ツールです。研究の概要、研究の理由、研究の意義など、プロフィールを充実させておくことで、企業からスカウトメールが届きます。
スカウトをくれた企業と会うのは、学生の自由。興味のある企業のスカウトには、早めに返信をして熱意を伝えることで、内定を一気に近づけることができるでしょう。
\今なら会員登録で1,500円分のAmazonギフトが!4月30日まで/
理系マイナビ:求人サイト「マイナビ」が運営

【公式サイト】https://job.mynavi.jp/conts/2022/sci/index_v.html
- 大手求人サイト「マイナビ」が運営
- 選考科目にマッチした企業を自動で紹介
- 理系学生に特化したお役立ち情報を発信
理系マイナビは、言わずと知れた大手求人サイトの「マイナビ」が運営しております。就活に必要な情報が網羅的に掲載されており、多くの企業情報を知ることができます。
自身の専攻分野に合った企業を簡単に探すことができるため、興味のある企業に、どんどんとエントリーをしていきましょう。
ちほりけ:地方理系大学生に特化したサポート

【公式サイト】https://www.rikei-agent.jp/chihorike/
- 地方の理系大学生に特化したツール
- 専任のキャリアアドバイザーに相談が可能
- 選考にかかる交通費を支援
ちほりけは、地方の理系学生に特化したツールです。
ちほりけに登録後は、あなた専任のキャリアアドバイザーと共に就活を進めることができ、キャリア支援や企業の紹介を受けることができます。
また選考のためにかかる交通費を支援。金銭に困らない就活をすることができます。
Career Select:エンジニアに特化したエージェント

【公式サイト】https://careerselect.jp/
- 新卒エンジニアに特化したツール
- 専任のキャリアアドバイザーに相談が可能
- 企業やアドバイザーよりスカウトが
CareerSelect(キャリアセレクト)は、新卒エンジニアに特化した就活エージェントです。
専任のキャリアアドバイザーと共に就活を進めることができ、あなたの思考性や実績をもとに、企業の紹介を行ってくださいます。
アドバイザーは、IT業界に精通した方なので、疑問や不安なことは、どんどんと質問するようにしましょう。
paiza:ES書かずにコードを書こう

【公式サイト】https://paiza.jp/student
- プログラミングを活かした就活ができる
- コードを書いてESなしで面接・カジュアル面談
- 最大3万円の支援金がもらえる
paiza(パイザ)は、ESを書くのではなく、コードを書いて就活を進められる「プログラミング」に特化した就活サイトです。
自身のスキルをもとに、企業の選考を進められるため、他のサイトにはない特別な選考ルートで就活を進められること間違いなし。
一定の基準を上回った人には、最大3万円の就活支援金の支給もあるので、プログラミングスキルのある理系学生は、ぜひ挑戦してみましょう。
エンジニア就活:未経験エンジニアも安心

【公式サイト】https://engineer-shukatu.jp/
- IT系の新卒に特化した就活ツール
- プログラミング未経験者でもOK
- 求人検索だけでなく、プログラミング研修も
エンジニア就活は、IT系に特化したツールです。求人情報やセミナー情報はもちろんのこと、プログラミング研修や長期インターンの募集なども行っています。
またプログラミングの未経験者も利用できるツールなので、IT系の業界で働きたいという学生は、ぜひ登録しておきましょう。
理系向けの就活サイトを使いこなし楽に就活を進めよう
今回は、理系学生に特化した就活ツールを紹介してきました。
理系学生は、就活市場において優遇される反面、研究と就活の両立が難しく早めの就活のスタートが求められます。
就活に多くの時間を割けない分、効率よくあなたを求める企業と出会う必要があります。
今回紹介したサービスを利用しつつ、情報を最大化してあなたの就活を良い結果に導きましょう。
理系の学生が登録すべき就活サイトを教えて