
就活と部活は容易なものではありません。「就活のために部活をやめた。」という学生と多く会ってきました。という私も就活のために部活をやめたひとりです。
- 就活で部活をやめたことで不利になるポイント
- 部活をやめたことを印象良く、ポジティブに伝えるポイントと解答例
- 部活を続けながらでも満足のいく内定を獲得する方法
実際に体育会系の部活に所属していた私が上記をご説明します。
目次【本記事の内容】
- 1.就活で部活をやめたことが不利になる
- 1-1.就活で部活経験が評価される理由から不利になる意味を知ろう
- 2.就活で部活をやめた理由をポジティブに。印象を良くするポイントと解答例
- 2-1.就活で部活をやめた理由をポジティブにするポイント
- 2-2.就活で部活をやめた理由で印象の良い解答例
- 2-3.就活で部活をやめた理由で印象の悪い解答例
- 3.就活で部活をやめる前に使うべき就活支援ツール3選
- 3-1.アスリートエージェント
- 3-2.アスプラ
- 3-3.スポナビ
- 4.就活で部活をやめた。ではなく就活支援で部活しながら内定を獲得しよう
就活で部活をやめたことが不利になる

部活をやめた・・・。
走ることをやめる。学ぶことをやめる。目指すことをやめる・・・
「やめる」というキーワードは、どうしてもネガティブな印象を受けますよね。
「就活のために部活をやめた」ことが選考で不利になるのかは、企業の採用基準や求める人物像によっても変わります。しかし多くの場合は、不利にはたらくと断言できます。
その理由を就活で部活をやりきった経験が「なぜ」評価されるのか、という点より共有して行きます。
就活で部活経験が評価される理由から不利になる意味を知ろう
就活で部活をやめたことが不利になる理由。それは体育会系の部活生を優遇して採用している企業があるためです。
企業は体育会系の部活生の、以下のような特性を評価しています。
- 高いストレス耐性
- 組織への貢献意欲
- 環境の変化への順応力
- 縦社会の礼儀作法が身についている
部活を途中でやめたということは、上記の特性に満たないと評価される可能性があります。
また体育会系の就活では、OBOGの存在が大きく役立ち関係します。しかし部活をやめてしまうと、自然と繋がりも薄れていくもの。OBOGを通じた選考や情報収集ができなくなり、他の就活生より遅れをとることとなります。
就活で部活をやめた理由をポジティブに。印象を良くするポイントと解答例

部活をやめた理由はどう説明したら印象がよくなる?
「部活をやめた」と「部活を他の目標のためにやめた」
前者と後者で、受け手の印象は大きく違います。部活をやめた理由をポジティブに印象良く伝えるためにはポイントがあります。
就活で部活をやめた理由をポジティブにするポイント
就活で部活をやめた理由を、ポジティブに伝わるようにするポイントは以下の通り。
- やりたいことを1つに絞るため
- 新たなスタートのためにやめた
何かを「やめる」ということは、終わりや失うといったネガティブな印象を受けるものです。ポジティブに変えるためには、「やめる」を何かを得るためやスタートの印象にする必要があります。
就活で部活をやめた理由で印象の良い解答例
では印象の良い回答例はどのようなものか。いくつか紹介します
やりたいことを絞るためにやめたことを伝える

<学業に集中したい>
放課後の練習やミーテイングで時間を割いた結果、学業がおろそかになってしまいました。コンサルタントとして企業の経営課題を解決に導くためには、経営学を集中して学ぶ必要があると考え、学業に専念することにしました。」
将来のやりたいことや目標に対しての「選択」としてやめたことを伝えましょう。
新たなスタートとしてやめたことを伝える

<新たな経験を>
中学生から大学2年生まで部活動を続けてまいりました。しかし、かねてより挑戦したかった留学をするために部活をやめる決断をしました。留学で身につけた語学力を御社の海外事業部でも活かしてまいります。
部活をやめたのは、新たな始まりであることを伝えましょう。そこで得た知見を企業で活かすところまで、アピールできるとさらに評価はアップします。
就活で部活をやめた理由で印象の悪い解答例
「やめた」というネガティブさを拭いきれず、選考で悪い印象を受けてしまう場合もあります。悪い解答例も記載いたしますので、あなたの回答が当てはまらないか確認しましょう。

<練習についていけない>
部活動の拘束時間も長く、きついものだったので就活に専念すべく退部しました。
体育会系の評価ポイントの1つにストレス耐性があります。「練習がきつかった」という印象を与える文言は、あなたの評価を著しく下げることになります。
就活で部活をやめる前に使うべき就活支援ツール3選

就活のために部活をやめようか迷っている・・・
就活のために部活をやめる必要はありません。退部は自ら積み上げてきたものを捨てることと同じです。
就活のために部活をやめる前に、これから紹介する支援ツールを使用してみましょう。あなたの積み上げてきた経験は、他の就活生にはない強みがあります。
そんなあなたの強みを引き出し、就活で内定に導いてくれるツールは以下の3つ。
- アスリートエージェント
- アスプラ
- スポナビ
上記の3つの支援ツールを使うことで、あなたの持つ強みを活かし納得のいく就活を送りましょう。
順番に詳しく説明していきます。
アスリートエージェント
【公式サイト】https://www.a-cial.com/lp/head/
- プロの就活アドバイザーがマンツーマンで支援をしてくれる
- 体育会系の学生限定の非公開求人が多数
- 大学・部室まで出張して支援を受けることが可能
アスリートエージェントは、プロの就活アドバイザーが面談を通してマンツーマンでサポートしてくださいます。ESの添削や面接対策ができるほか、体育会系の学生限定の非公開求人を紹介してくださるため、あなたに合った企業と出会うことができます。
また部活で忙しい学生も対応。大学や部室まで担当の就活アドバイザーが出張して就活相談にのってくださいます。
アスプラ
【公式サイト】https://asupura.com/2021/
- 体育会系の学生のためのイベント多数
- 体育会系の学生限定の非公開求人
- 体育会系の先輩のESを閲覧できる
アスプラは、体育会系に限定した求人ナビです。体育会系の学生のための合同説明会や勉強会などを開催。非公開求人も多数あるため、情報収集ツールとして最適です。
スポナビ
【公式サイト】https://job.sponavi.com/2021/
- 体育会系のOBOGがあなたの就活を支援
- 地方学生の地方学生のためのUターン支援も
- 体育会計の学生に限定した最大級の合同説明会
スポナビは、全国に拠点が11ヶ所あり地方の体育会系の学生でも支援を受けることができます。支援を担当するスポナビの社員は、全員が体育会系の出身者。親身になってあなたの就活をサポートしてくださいます。
就活で部活をやめた。ではなく就活支援で部活しながら内定を獲得しよう
就活で部活をやめる必要はありません。私は就活を理由に部活をやめました。しかし、今考えると「続けていても面白かっただろう」と思います。
私は以下のような人は、部活をやめる前に紹介したツールを使ってから退部を考えてください。
- 部活は好きだが就活のために退部を考えている
- 部活が忙しく就活の時間がなかなか確保できない
- 部活と就活の両立を目指したい
体育会系の部活生は、他の学生より就活の時間の確保が困難です。
体育会系に特化した就活支援ツールを利用し、内定を獲得しましょう!
就活のために部活をやめようと思うんだけど・・・
就活で不利になるかな。部活を続けながらでも内定は獲得できる?